「ネットで注文したスニーカーが届いてみたら、予想よりも小さい感じで、特に足先の部分が狭くて困りました。サイズを間違えたみたいです。」
「店頭で靴を試し履きして買っても、家で実際に履いてみると、横幅がキツくて、もしかしたらサイズが小さいかもしれません。」
新しい靴を買った後にこんな感じで後悔することってありますよね。
靴がちょうど良いか、少しキツめでも、履き続けるうちに足になじんでくることもあります。
ただ、靴が足になじむまでには時間がかかることも。
もしすぐにでも靴を広げたいなら、シューズストレッチャーを使ってみるのがおすすめです。
新しく買った靴が「履くと痛い」「親指が靴にぶつかって痛い」という状況なら、無理をせず返品を考えることが良いでしょう。
返品の期限を過ぎてしまったら、買取を利用する方法もあります。
この記事では、新品のスニーカーが足に馴染むまでの時間、窮屈な靴を快適にする方法、そしてスニーカー選びの際のアドバイスについてご案内します。
新しいスニーカーが足になじむまでの期間と対応策
新しいスニーカーが足になじむまでの期間と対応策についてお話ししましょう。
新品のスニーカーを初めて履くとき、締め付け感を感じることはよくあります。
最初は少し窮屈に感じるかもしれませんが、継続して履くことで徐々に足の形状に適応していきます。
では、その適応にはどれくらいの時間がかかるのでしょうか。
毎日履く場合、大体2~3日から1週間で足に馴染むことが一般的です。
週に2~3回履く場合は、10日から1ヶ月くらいかかることもあります。
スニーカーの素材や履く頻度によっても変わってきます。たとえば、キャンバス製のスニーカーは、よく履けば比較的早く柔らかくなります。
これに対して、レザーや合皮製のスニーカーは、キャンバスよりもなじむのに時間がかかる傾向があります。
サイズが小さい場合の交換や返品
朝の時点で試し履きがちょうど良く感じても、日中に足がむくんでサイズが合わなくなることもあります。
「足が慣れるまで我慢する」ことは怪我のリスクを高めるため、無理をせずサイズの合う靴に交換または返品することが良いでしょう。
インソールによる調整
インソールを外すことで、足に合ったスペースを確保することが可能です。
これにより、ただ高さを調整するだけでなく、靴の横幅にも余裕を生み出す効果があります。
横幅やつま先が狭い靴を自分で広げる方法について
靴が足に馴染むまで待つ間に、きつさで痛みや靴擦れが起こることもあります。
足に早めに馴染ませるための広げ方をいくつか紹介します。
新聞紙を使う
靴の中に新聞紙をたっぷり詰め込んで広げます。
長時間そのままにしておくか、新聞紙を詰めてからドライヤーで温めると、伸びやすくなります。
冷凍庫を活用する
新聞紙がなければ、氷を使って靴を広げる方法もあります。
ジップロックに水を入れて密封する①を靴の中に入れる 靴を冷凍庫に置く(履いた後は、靴を袋に入れておくと良いでしょう)水が凍ったら、さらにしばらく放置 袋を取り出す(取り出せない時は、常温で溶かすまで待つ)
ドライヤーを活用した靴の伸ばし方
まず、厚めの靴下を二重に履いて、スニーカーをはきます。
(これは少し窮屈に感じますが、靴下で足を大きく見せることでスニーカーを伸ばしやすくします。もし二重が難しければ、一枚の厚手の靴下でも大丈夫です。)
それぞれの靴に対してドライヤーの温風を約30秒間均等に当てます。
(熱くなりすぎないよう注意してください。靴を傷める原因になります。) 温風を当てながら、足の指を動かしたり、足全体を動かしてください。
これにより数分で靴が少し大きくなり、足の圧迫感が和らぎます。
シューストレッチャーを使用した靴の広げ方
シューストレッチャーは、靴の内側を伸ばしてサイズを調整するのに便利なツールです。
これは靴専門店やスポーツ用品店で簡単に見つけることができます。
靴を履いていない時に、このツールを靴の中に入れておくことで、スニーカーを少し広げることができます。
ただし、サイズが広がったと実感するまでには、だいたい3日から数日間はかかることもあります。
外に出る時は、広げたいスニーカーを履き、家に帰ったらシューストレッチャーを再び入れると良いでしょう。
この方法は、やや狭く感じるスニーカーに向いています。
履いた瞬間から歩くのが困難だったり、痛みを感じたりする場合は、サイズが合っていない可能性が高いため、適切なサイズへの交換をお勧めします。
つま先が狭い、かかとが緩い場合の解決方法
足のつま先部分がきつく、反対にかかとが緩い状況にはどう対応すれば良いか、悩ましいですね。
スニーカーのような靴なら、しっかりと靴紐を結んで問題を解決できますが、パンプスのような靴では、中敷きを使って高さを調整する必要があります。
靴修理専門店への相談
近くに靴の修理専門店がある場合、一度相談してみるのも良いでしょう。
店によって異なりますが、修理費用はだいたい2000円くらいが普通です。
加えて、かかとの部分の隙間を埋める専用のパッドも市販されていますので、その使用も検討できます。
スニーカー選びのコツと快適な履き心地
新しいスニーカーを買って履いてみたら、予想以上にきつかったり足が痛くなったりすると、履くのが嫌になってしまいますよね。
選び方のポイントをご紹介します。
余裕を持ったサイズ選び
スニーカーを選ぶ時、「足の実際のサイズより0.5㎝~1㎝程度大きいものを選ぶ」のがおすすめです。
スニーカーは一般的に革靴とは異なり、足先の空間が狭く作られていることが多いです。
また、革靴と違い、靴の底部にクッションがあることがあり、内部が狭まりがちです。
その結果、通常サイズを選ぶと小さく感じることがあります。
ブランドやモデルによってサイズ感が異なる場合もありますが、少し大きめを選ぶことで快適に履けるようになります。
夕方以降の試し履きを推奨
足のサイズは一日のうちで変わるもので、特に夕方には朝よりもむくみが出てサイズが大きくなりがちです。
そのため、スニーカーの試着は夕方から夜に行うと良いでしょう。
もちろん、朝の時間帯でもむくみを考慮して試し履きすれば問題ありません。
靴下選びの重要性とその効果
靴下には厚手や薄手といった様々なタイプがあります。
試し履きをするときには、どの厚さの靴下を履くかを意識することが大切です。
特に一年中履くスニーカーの場合、夏は薄手の靴下、冬は厚手の靴下を使い分ける傾向がありますので、厚めの靴下を履くことを想定して選ぶことがおすすめです。
スニーカーの馴染む期間はどのくらい? まとめ
毎日きつめのスニーカーを履く場合、大体2日から1週間で足に馴染むことが一般的ですが、週に何回かの使用だともう少し時間がかかります。
足に早く馴染ませたい場合は、毎日履いて出かけることで、およそ1週間でぴったりと馴染むことが多いです。
サイズ調整を急ぐ場合は、ドライヤーやシューストレッチャーの使用も考えられます。
しかし、履いてみて「無理だ」と感じたら、使用せずに返品や交換を考えることが賢明です。
スニーカー選びのコツ スニーカーは通常、革靴と比べて小さめに作られることが多いため、購入時は実際の足のサイズよりも0.5~1㎝大きめを選ぶのが良いでしょう。
小さすぎる靴を長期間履き続けると、外反母趾などの足のトラブルを引き起こすリスクがあるため、やや大きめのスニーカーを選ぶことを推奨します。
履き込んだ後の返品や交換は難しいので、無理に履かないで、買取サービスの利用を検討するのも一つの方法です。
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